このシミュレーションの使い方
- 世帯のタイプを選ぶ(参考の配分が「詳しい条件」に入ります)
- 毎月の手取りと、わかる範囲で毎月の支出を入れる。費目の名前は自由に変えられ、「+ 費目を追加」で増やせます
- 年に1回などの出費を1年の合計で入れる(車検、保険の年払い、旅行、帰省、家電の買い替えなど)
- 貯金・投資への振り分けを、3つの目的に分けて入れる
- 「計算する」を押す。結果の下から、目標貯金や積立の試算に数字を引き継げます
なぜ「年に1回の出費」を毎月に直すのか
毎月の家計が黒字でも、車検や旅行のたびに貯金を取り崩していると、1年たっても貯金は増えません。年に1回の出費を12で割って毎月の支出に入れておくと、本当に毎月自由に使える額がわかります。
年間の出費の月換算 = 1年の出費の合計 ÷ 12
例:車検・自動車税が年12万円、旅行が年6万円なら、毎月15,000円を取り分けておく必要があります。
余裕を3つに分けて考える
| 振り分け先 | 目的 | 置き場所の例 |
|---|---|---|
| 手元に備えるお金 | 急な出費、病気や失業などで収入が減ったときの備え。生活費の数か月分が目安とよくいわれます | すぐ引き出せる普通預金など |
| 近いうちに使う貯金 | 数年以内に使うとわかっているお金(引っ越し、車、教育費など) | 定期預金など、元本が減りにくいところ |
| 長期の積立投資 | 10年以上先のためのお金。値下がりする時期があっても待てるお金だけ | NISAなどを使った積立 |
黒字の全部を投資に回すと、急な出費のときに値下がりした投資を売ることになりかねません。先に「備え」と「近いうちの貯金」を決めてから、残りを長期の積立に回す考え方が一般的です。詳しくは預貯金と投資の役割の違いで説明しています。
参考の配分について
「詳しい条件」に入る参考の配分は、けいさん帖が作った出発点の例です。公的な基準や「理想の家計」ではありません。手取りを100%として、次の考え方で作っています。
- 貯金・投資(3つの振り分けの合計)に手取りの2割前後を先に取り分ける(子育て世帯は教育費の分だけ少なめ)
- 住居費は手取りの25%を目安にする(「手取りの3分の1以内」という言い方もよく聞きますが、貯金を確保しやすいよう少し低めにしています)
- 年に1回などの出費として、手取りの5〜6%を毎月取り分ける
- 残りを食費・光熱水費・通信費などに配分し、世帯の人数が多いほど食費・光熱水費を多めにする
実際の平均的な支出は、地域や世帯の人数で大きく違います。総務省の「家計調査」では、世帯の種類ごとの平均的な支出を確認できます。参考例との差を「使いすぎ」と決めつけず、自分で決めた目標との差として使ってください。使い方は家計の参考配分の使い方にまとめています。
よくある質問
毎月黒字なのに、貯金が増えないのはなぜ?
車検・保険の年払い・旅行・家電の買い替えなど、毎月ではない出費が、ボーナスや貯金から出ていっているからかもしれません。このページでは年に1回の出費を12で割って毎月の支出に入れるので、本当の毎月の余裕がわかります。
割合は何を100%として計算していますか?
「毎月の手取り+その他の毎月の収入」を100%としています。ボーナスは月によって入ったり入らなかったりするので、割合の計算には含めていません。
参考の配分より多い費目は、使いすぎですか?
そうとは限りません。住んでいる地域・家族の人数・働き方によって、ちょうどよい配分は変わります。参考例はあくまで出発点です。自分の暮らしに合わせて目標を決め、「目標より月○円多い」かどうかで考えてください。
入力した内容は保存されますか?
保存されません。計算はこの端末の中だけで行い、ページを閉じると入力は消えます。
このページの根拠(公的機関の情報)
税金・保険の金額は、上の公式情報で確認した数字をもとにした目安です。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
ページの更新日:2026年10月30日